一瞬で美しく素敵な人生に変わる♡
美力・家庭力・仕事力はメンタル次第！
しあわせ人生コンサルタント
山下 エミリです。
突然ですが、
皆さまは現実逃避をされたことが
ありますか？
私はあります。
例えば試験の前など特に、
家じゅうを急に掃除したりします。
家をすっきりさせることで
心のもやもやをスッキリさせようと
思ってしまうのでしょうが、
部屋がスッキリしても
試験に対する焦りは
消えることがなく、
掃除に時間を使った分だけ
焦りが増幅するという・・・。
そんなことってありませんか？
私は昨日、その現実逃避の
瞬間を見てしまいました！
私は高校でスクールカウンセラーと
キャリアコンサルタントとして、
勤務をしています。
受験の事、就職の事など、
いよいよ差し迫ってきたので
今は３年生にかかわる時間が
多くなっています。
不安が増したり迷ったり
する生徒たちをメンタル面で
支えつつ行動として
やっていくべきことの
指導もしています。
さて、昨日ですが大学の
志望理由書の清書をしていた
生徒がいました。
黒のペンで書くよう
指示がある下に
（HBの鉛筆も可）
と書いてある書類に
果敢にもボールペンで
書いていました。
それはもう真剣な表情で
集中して書いていたのです。
ところが、ふと気づくと、
キャスター付きの椅子に
座りながら、ガラガラ～
とあっちこっちを
移動しています。
無表情で目は宙に
浮いている状態です。
「どうしたの？終わったの？」
と、声をかけると、
「間違えた～！」と。
A4の紙１枚にびっしり
書いていたのですが
残り３行の所で漢字を
間違えたというのです。
それで、ショックのあまり
ガラガラ～と（笑）
現実逃避ですね。
もちろん修正ペンは
使用できませんから
最初から書き直す
必要があります。
ただ、生徒がこういう状態の場合、
書き直しても、
以前の集中力はなく、
それが文字にも表れ
いい加減な印象を
与えてしまいます。
私はダメもとで、
志望理由書を手に
カッターでそっと
間違えた箇所を削り取りました。
それは私が小さい頃、
経理をしていた母が
数字の間違いを直していた
良く目にしていた光景です。
間違えた箇所を削り取り、
「注意して降りられよ。」
と兼好法師を引用して
「はい。」
と手渡すと生徒の目が
輝きました。
「おお～っすげえ！」
彼は現実逃避から即復帰して
さらに集中して残りの
３行を書き上げたのでした。
どうか合格しますように！
このように現実逃避からの
すばやい復帰には
折れた心をカウンセリング
するだけではなく、
実際に即対処できることを
提示することも大切です。
そういうことが出来るために
経験値は大事だなあと
改めて実感しました。
カウンセラーは人生の経験値が大切ですよ。
最後までお読みいただきありがとうございました♡
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