By: gtknjCC BY 2.0

劇団「 ひまわり 」高等部に入団した当初は、バレエをやったり殺陣をやったり、
発声練習で「ういろう売り」をやったりパントマイムをやったりと、目新しいことが
盛り沢山で、毎日がワクワクと楽しい日々でした。
仲間とも、一緒に食事をしたりディスコへ行ったり、
おしゃれに興味のある女の子たちが多く居たから、一緒に買い物に行くのも楽しかったな。
今思えば、経営者の娘という私と似た環境の子たちが多くいました。
私は、一人暮らしを始めていたので、ご両親が経営している麻布にあるお蕎麦のお店に連れて行ってもらったり、
中華をごちそうになったり、ホームパーティに呼んでもらったりと、ご家族にも色々とお世話にもなりました。
今更ですが、「その節はお世話になり、ありがとうございました。」

両親とは毎日電話で話をしていました。
娘が18歳で都会に出て行く・・・。
私は毎日を楽しく過ごしていたけど、今、親の立場になると両親にとっては心配な日々であっただろうと推察できます。
よく、行かせてくれたなぁ・・・。

電話では、その日あったことを話したり、またそれまで料理をしたこともなかったので、
母の味を求めてレシピを聞いたりしていました。
すると母はレシピ集を送ってくれたっけ・・・。
料理上手な母が毎日おいしいものを食べさせてくれたお陰で、母の味を求めて料理の腕はメキメキと上がりました。
今、子供たちが「ママの料理は美味しい。」と言ってくれることにも幸せを感じられます。
お母さん、ありがとう。