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こんにちは。
美力・家庭力・仕事力を上げて
もっと素敵に美しく♡
幸せな女性を創る!

しあわせ人生コンサルタント
山下エミリです。

学生が作ったアート作品で火災が起き、
5歳のお子さんがなくなるという痛ましい
事故がありました。

子どもを持つ身として、なんともやりきれない事故です。
なくなったのも小さなお子さんなら、
事故を起こした方も大学生だからです。

大学生の方も、制作した作品が
死亡事故を起こすことになるなど、
思いもせず、一生懸命に作品作りに
取り組んでいたことだと思います。

きっと作品が仕上がった時には
達成感を感じていたことでしょう。

しかし、いったん事故が起きてしまうと、
今は、ネットであっという間に
名前なども公表されてしまい、
加害者たたきが起きてしまいます。

起きてしまった事故は大変なことで
亡くなったお子さんやご家族のことを思うと、
つらいという言葉では言い表せない
痛みを感じます。

しかし、加害者とはいえ、
第三者が彼らを責めるのは
違うと思います。

私たちの世代は、白熱電球が熱をもって
熱いものだということは常識です。
電球を取り換えようとして、
「あちっ!」
という経験は誰しも持っています。

おがくずは燃えやすいものだということも知っています。
火おこしの実験などもしたことがあると思います。
だから、大人からしたら
「おがくずに白熱電球??アホか?」
という話になってしまいます。

しかし今、家庭からは白熱電球が消え、
LEDが主流です。
特に、東日本大震災以降
LEDの使用は加速したと思います。

我が家にも白熱電球はありません。

公立学校の授業ではゆとり以降、
実験ががくんと減りました。

彼らは、おがくずもよく知らなければ、
白熱電球もよく知らない世代です。

私たちは今、ものすごいスピードで
変化している世の中に生きています。

昨日の常識は今日の非常識になります。

指導者や企画者側は、
もしかしたら昨日の常識の中にいたかもしれません。

「おがくずに白熱電球をあてたらどうなるか、
考えなくてもわかること。わざわざいうまでもない。」

という風に。

私たちは皆、思い込みの中で生きています。
思い込みが起こした事故かもしれません。

検証すべきことを検証し、
二度とおなじような事故が
起こらないようにしていただきたい。

と思うと同時に、
活力ある若者を葬るような
世の中であってはいけないとも思います。

心理学ではこれをモラトリアムといいます。
社会の一員としての責任を負う準備期間
という意味です。